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開館15周年記念特別展III 「琳派展XV 琳派の伝統とモダン−神坂雪佳と江戸琳派−」

2013/10/12 ~ 2013/12/15


【細見美術館】

細見美術館

【作品画像】
(1) 四季草花図屏風(右隻) 山本光一 ※前期展示
(2) 金魚玉図 神坂雪佳
(3) 朴に尾長鳥図 鈴木其一 ※後期展示


2013年に開館15周年を迎える細見美術館の記念特別展。第3弾は、数ある細見美術館の収蔵品の中でも高い人気を誇る、上坂雪佳(1866-1942)を中心に、鈴木其一(1796-1858)以降の江戸琳派の作品を交え、彼らの挑んだ伝統の継承と、新時代を見据えた意欲的な展開を探ります。

神坂雪佳(かみさか・せっか)は、琳派誕生の地である京都に生まれ、四条派にて日本画を学んだ後、23歳からは工芸界の指導的立場にあった岸光景のもとで工芸図案を学びました。京都で培われた工芸技術を更に活かし、同時に新しい時代に見合った図案の必要性を痛感した雪佳は、京都の工芸振興に努めました。
欧州での博覧会視察、工芸図案の調査などを行った雪佳は改めて日本の装飾芸術として琳派を高く評価するようになります。そして本阿弥光悦や尾形光琳の研究を熱心に行い、自身も琳派を手本にデフォルメやクローズアップなど琳派特有の手法を用い、新感覚の琳派様式を展開しました。
現在雪佳は日本だけでなく海外でも高く評価され、作品がエルメスの雑誌表紙に使われるなど注目を集めました。
絵画や工芸といった領域にこだわらず、両方を自在に行き来しながら生活を彩る美しく楽しい作品を生み出した姿勢は、雪佳が憧れた光悦・光琳の姿勢にも重なります。

一方の酒井抱一に始まる江戸琳派は、光琳など京琳派の伝統的草食性に写実性や江戸らしい洒脱味を加えた新たな様式として展開しました。抱一の弟子・鈴木其一は明快かつ大胆な表現を用いてモダンで先進的な作風を築き、同時に多くの弟子を育成し江戸琳派様式を広めました。
江戸琳派は江戸から東京へと移り変わる時代の中で、近代の日本画家たちにも多大な影響を与えました。抱一の流れを汲む江戸琳派の画家たちも多くが博覧会などに出品・受賞を重ね、新しい時代にも存在感を示しました。
近代化が進む中で江戸の美意識を大切にする人も多く、江戸琳派は昭和前期頃まで描き続けられることになります。

両者を主軸とした初の展覧会は、細見コレクションならではの試みです。
細見美術館の琳派コレクションの展示を通じ、日本美術の持つ優美さ、繊細な感性、時に大胆なほどの力強さに触れていただけましたら幸いです。

※展覧会は前後期制です。【前期】10月12日(土)~11月17日(日)/【後期】11月19日(火)~12月15日(日)


CHECK POINT

【関連イベント】スペシャルトーク PartⅡ 館長と巡るギャラリーツアー

細見良行館長自らが展覧会会場を案内してくださるスペシャルイベント。
わかりやすい作品の解説と共に会場をめぐります。

日時:2013年10月19日(土)、11月22日(金)各日10:30~
講師:細見良行(細見美術館館長)
※参加無料(ただし、聴講には入館料が必要です)

【関連イベント】ギャラリー講座

研究員が会場をご案内しながら作品の解説を行います。

日時:2013年12月7日(土)14:00~
講師:岡野智子(細見美術館上席研究員)
※参加無料(入館料は別途必要です)

【関連イベント】アートサロン「神坂雪佳の伝統とモダン」

展覧会をもっと深く知るためのレクチャーイベントです。

日時:2013年11月5日(金)11:00~
講師:福井麻純(細見美術館主任学芸員)
※こちらは有料・事前申込制のイベントです。
※申込・お問い合わせは直接美術館までご連絡ください。

【その他会期中イベント】ワークショップ/茶会体験/15周年記念茶事/季節の花かざり

※下記のイベントはいずれも有料・事前申込が必要です。
※申込・お問い合わせは直接美術館までメールまたは電話、FAXにて
 「希望イベント名」「参加希望日時」「お名前」「住所」「連絡先」「参加人数」
 を添えてご連絡ください。(美術館受付でも申込可能です)
※申込の方には、FAX・はがきまたはメールにて後日案内が送付されます。
※申込後1週間過ぎても確認の案内が届かない場合、美術館までお問い合わせください。

和を愉しむワークショップ「和菓子作り体験」


京都の長い歴史の中で育まれた和菓子。
四季のうつろいと風物詩をたくみに表現する職人の技は、まさに五感で愉しむ芸術です。
このイベントでは明治21年創業「松彌」の國枝純次氏が、展覧会にちなみ「琳派」をテーマに和菓子作りを指導します。

日時:2013年10月26日(土)11:00~/14:00~
会場:茶室「古香庵」(細見美術館3階)
定員:各回8名
参加費:4,000円
※エプロンと三角巾をご持参ください。
※作ったお菓子は一部お持ち帰りとなります。
 また、お土産として「松彌」特製のお菓子1個が付きます。
※参加特典として、当日は展覧会を無料で観覧いただけます。


気軽にお茶会体験第29回「野点のミニ茶会」


初心者の方も気軽に参加できる、お茶会の入門編です。
季節のお点前やしつらえの愉しみ方、簡単なお作法も丁寧に教えていただけます。
今回は、茶室前テラスにて立礼形式でのお茶会です。

日時:2013年11月2日(土)13:00~/15:00~
        3日(日)11:00~/13:00~/15:00~
会場:茶室「古香庵」(細見美術館3階)
定員:各席15名
参加費:3,000円(お一人様)
※足袋または靴下をご持参ください。
※参加特典として、当日は展覧会を無料で観覧いただけます。

特別企画 開館15周年記念「正午の茶事」


細見コレクションの美術品を用いた道具組や趣向を凝らした季節のしつらえ、など、ほんものと出会える美術館ならではの茶会です。

日時:2013年11月29日(金)、30日(土)、12月1日(日)11:00~(約4時間)
会場:茶室「古香庵」(細見美術館3階)
定員:各席15名(5名より催行)
参加費:40,000円(税込/お一人様)
※約1ヶ月前時点でのお申込み状況により、開催を決定します。
※参加特典として、当日は展覧会を無料で観覧いただけます。

季節の花かざり「クリスマスを迎える花」


12月開催予定
※詳細は美術館までお問い合わせください。

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



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