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【KYOTOGRAPHIE 2019】原 摩利彦「Wind Eye 1968」展 presented by Bang & Olufsen

2019/04/13 ~ 2019/06/30


写真:原 悦子(1912-2005) ©2019 Marihiko Hara

1968 年、祖母は医師であった夫の視察旅行に同行し、最初で最後の海外旅行に出かけた。 パリ、ベルリン、ローマ、コペンハーゲン、モスクワ、ジュネーブ、ニューヨーク、ハワイなどを周る世界旅行であった。 各地で撮影したフィルムを、リビングの壁に映写機で投影して見せてくれたのを憶えている。 幼かった私にとって、それが初めて身近に感じた「世界の色」であった。その後、93 歳で亡くなるまで写真を撮影している ところは一度も見たことはない。 この旅から半世紀経って、孫の私は音楽家となり、世界の音を録音しながら作曲をしている。祖母は生前私が音楽家とし て活動することを知ることはなかったが、今ここで2 つの旅の映像と音が交わる。 祖母が遺してくれたわずかのフィルムによって、1968 年の世界を限られた小窓から垣間見る。わずかにこぼれ落ちた数滴の水のしずくを手にとるように、その中の世界を想像してみる。
 

音楽家・作曲家の原 摩利彦は、坂本龍一氏に才能を認められて活動を開始し、近年は自身の楽曲制作だけではなく、野田秀樹氏の舞台やダミアン・ジャレのパフォーマンスの音楽を手がけるなど、各分野とのコラボレーションも積極的に行い国内外で活躍を続けています。この展覧会では、原が手がけたサウンドスケープとともに、亡き祖母が1968年に医師であった夫の視察旅行に同行し欧米で撮影した写真によるビジュアルインスタレーションを発表します。
 展覧会のタイトル《Wind Eye 1968》は、「Wind」と「Eye」を組み合わせた「Window」の語源。 50年後に音楽家となった孫は、祖母が残したフィルムから1968 年を垣間見ようとこころみたものです。

祖母と孫、写真と音楽。 異なる視座 / メディア、感覚が交差して重なっていく美しい「風景」をお見せします。

※この展覧会は、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019」のアソシエイテッドプログラムです。
 

原 摩利彦

京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科修士課程中退。 音風景から立ち上がる質感/静謐を軸に、ピアノを使用したポスト・クラシカルから音響的なサウンド・スケープまで、舞台・ファインアート・映画など、さまざまな媒体形式で制作活動を行なっている。ソロ・アーティストとして、《Landscape in Portrait》(2017)などのアルバムを全世界でリリースし、ポストクラシカル音楽における位置を確立。コラボレーション室内楽曲《Night-filled Mountains》(京都芸術センター)サウンドインスタレーション《Copyright #1 : Showcase》(芦屋市立美術博物館)を発表し、「サウンドスケープ・アート」の新たな地平を切り拓き注目されている。 アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加し、「ダムタイプ展」《Action & Reflection》(ポンピドゥーセンター・メス)、高谷史郎パフォーマンス《ST/LL》、《CHROMA》に参加して以来、国際的第一線アーティストからのコラボレーション・プロジェクトも精力的に行なっている。 KYOTORAPHIEではこれまでに、グザビエ・バラル+高谷史郎《MARS 》、ラファエル・ダラポルタ《ショーヴェ洞窟》のサウンドスケープを担当した。

 

会場・アクセス

バング & オルフセン 京都 ポップアップストア
〒600 -8002 京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町33番
【阪急】「河原町」駅下車、7番出口すぐ
【地下鉄】烏丸線「四条」駅下車、3番出口より徒歩5分

 


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