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秋期特別展 肌をめでる。 樂茶碗の陶肌 大西 釜の鉄肌 一閑・宗哲の漆肌

2012/09/08 ~ 2012/12/24


【樂美術館】

樂美術館


日本の工芸美術は、素材のもつ自然な質感を大切に、特有の表現を行ってきました。


樂茶碗に見られる軟らかな土肌と釉肌、また茶の湯釜の鉄肌も、その作者特有の質感・味わいが追求されています。また、紙を貼り合わせた一閑張りの素朴な表現と、中村宗哲の漆器が見せる艶やかな真塗の漆肌、それらは異なる素材の中に独特の質感世界を作り出し、しかも茶の湯の美意識を下敷きに共通した趣も醸し出しています。


今回の展覧会は、樂家歴代の作品と共に、大西清右衞門家を中心とした釜、飛来一閑家と中村宗哲家の歴代代表作を展観しながら、茶の湯に育まれた質感・素材の美学を考えます。


見所は 樂家では新撰長次郎七種に数えられている長次郎作の黒樂茶碗「村雨」、大西家では狩野探幽下絵による二代浄清作「鷺蘆地紋車軸釜」、中村家では初代宗哲作の庸軒好(*1)として著名な二大作、凡鳥棗と望月棗、飛来家では宗旦在判(*2)の初代一閑の張抜棗など、各家初代の代表作をご紹介します。
また桃山・利休時代の美意識を探るものとして、長次郎茶碗にあわせて利休在判中棗、与次郎尻張釜、古芦屋菊地紋真形釜が出品されます。特に初代宗哲の凡鳥棗(ぼんちょうなつめ)、1678年製と制作年が明記された庸軒書付箱に収まっています。本歌(*3)凡鳥棗に先行する古作であり、本歌とされる利休桐文棗により近い表現が見られる重要な作品です。
各家の名品に見られるそれぞれの美意識、素材の味わいをじっくりとお楽しみください。

*1 ようけんごのみ。三千家の祖・千宗旦の直弟子で庸軒流の祖・藤原庸軒(ふじわら・ようけん)が好んだ作品・道具のこと
*2 ざいはん。茶器に朱漆などで花押や署名が直接書かれていること
*3 ほんか。茶道においては、同系列の作品の起源・基準になる作品のこと


CHECK POINT

関連イベント:手にふれる美術館

樂美術館では展示ケースのガラス越しの鑑賞だけではなく、実際に手にふれて見ることができます。
手にふれる感触、柔らかで繊細な造形、釉薬や土の表情、重さと量感など、展示室のガラス越しでは味わえない新たな世界をご堪能ください。

手にふれる樂茶碗鑑賞会


実際に茶室の中で、樂家歴代の作品を実際に手にとって鑑賞できるイベント。
にじり口を通って小間に入り、なかなか普段味わえない茶の湯の空間も体験できます。
学芸員さんの解説付きです。

開催日:2012年9月1日(土)、10月7日(日)、11月3日(土・祝)、12月2日(日)
時間:11:00~、13:00~
会費:2000円(展覧会料金も含む)
※満席になることもございますので、ご予約をおすすめします。
※詳細につきましては、お電話(TEL. 075-414-0304)にて施設までお問合せ下さい。

特別鑑賞茶会


美術館内の茶室で開催される、実際に美術館の収蔵品を使っての茶会です。
席主は館長である当代・15代樂吉左衞門さんがつとめ、当日使用の道具などについてもお話して下さいます。

開催日:2012年9月16日(日)、10月21日(日)、12月9日(日)
※事前申し込み制です。開催日の1カ月前から電話予約できます。
※時間、会費は会によって異なります。詳細はお問い合わせ下さい。

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



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