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大圓寶鑑國師350年遠諱記念 花園大学歴史博物館開館10周年記念「愚堂東寔(ぐどうとうしょく)遺墨選」

2010/09/21 ~ 2010/10/30


【花園大学歴史博物館】

花園大学歴史博物館


近世初期の妙心寺を代表する傑僧・愚堂東寔(ぐどうとうしょく/1577~1661)。
彼は、当時形骸化しつつあった臨済宗の禅の「正法(しょうぼう)復興」(※
1)を目指した禅僧の一人です。徳川家光や春日局など、多くの武家や公家からも帰依を受けていました。

愚堂は、「正法復興」の志を同じくする雲居希膺(うんごきよう)、大愚宗築(だいぐそうちく)らと共に、全国を行脚し各地の禅匠に教えを請います。

承応3年(1654)に、中国から黄檗宗(おうばくしゅう)の宗祖・隠元隆琦(いんげんりゅうき)が来日すると、隠元を妙心寺住持に招こうとする動きがあらわれます。しかし、妙心寺派とは別の流派から僧を招くことに対し、愚堂は反論。結果、彼の意見により隠元の住山は実現せず、関山一流(※2)の法脈(師から弟子へ伝えられる仏法の計脈)とは保たれることになりました。
さらに5年後の万治2年(1659)には、開山300年遠諱大法会で愚堂は導師(儀式を執り行う中心的役割)をつとめます。

聖澤(しょうたく)派祖・東陽英朝(とうようえいちょう)の事績をたどり、荒廃した東陽ゆかりの寺院を復興していく愚堂の門下には、一絲文守(いっしぶんしゅ)や至道無難(しどうぶなん)など近世禅宗史にその名を連ねる禅僧が数多く出ました。




本展では、大圓寶鑑國師(だいえんほうかんこくし=愚堂東寔)350年遠諱(没後350年)に際し、全国各地にある愚堂ゆかりの寺院に所蔵されている、彼が遺した品々をご紹介します。
愚堂東寔が掲げた「正法復興」の足跡と禅の教えの世界に、展示品を通して触れてみて下さい。


※1 200年来正法(正しい仏教の教え)は絶えたといわれたこの時代(末法の世)に、本来あるべき臨済禅の教えに戻ろうとする動きのこと。

※2 妙心寺の開山・関山慧玄(かんざんえげん/1277~1360/無相大師)から伝えられてきた教え。

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