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フィギュアの系譜―土偶から海洋堂まで

2010/07/10 ~ 2010/09/26


【京都国際マンガミュージアム】

京都国際マンガミュージアム



いまやコンビニなどで日常的に目にする「フィギュア」。現在、日本のフィギュア文化は、「オタク」カルチャーを飛び越えて、世界のアートシーンでも大変高い評価を受けています。しかし、「フィギュア」を作り、愛でる文化は、現代になって突如現れたものではありません。遡れば太古の土偶や埴輪(はにわ)、お茶の間に飾られているこけし、子どものころ遊んだ「リカちゃん人形」や「ロボットプラモデル」もすべて、現在のフィギュアにつながる<人形>文化の中で発展していったものなのです。


この展覧会は、土偶・埴輪に始まる日本の<人形>文化の歴史を紹介した上で、現代フィギュア文化の代名詞と言っても過言ではない、海洋堂のフィギュア作品を一堂に集めた新しい<フィギュア>展です。





【主な展示内容】


■「海洋堂フィギュア前史」
現代のフィギュア文化が花開くまでの、日本の<人形>の系譜を、兵庫県立歴史博物館が所蔵する「入江コレクション」のおもちゃ資料を中心にたどります。



《入江コレクション》
大阪府吹田市の故・入江正彦氏が収集していた、日本の児童文化史に関する10万点以上にもなるコレクション。江戸時代~現代までの、玩具、書籍、印刷物、生活用品、文房具、教育資料、商業資料、絵画、写真などその内容は多岐に渡る。現在は寄贈先の兵庫県立歴史博物館が管理。



■「フィギュア文化の開花―海洋堂を中心に」
現代におけるフィギュア文化の代名詞、株式会社海洋堂の作品を幅広く紹介します。


《株式会社海洋堂》
1964年創業、本社は大阪府門真市。
フィギュアなど各種模型およびジオラマの製作・販売を手がけ、フィギュアのオマケつき菓子「チョコエッグ」の大ヒットで「食玩」ブームを巻き起こした。
高度な模型を小規模に生産する「ガレージキット」メーカーの草分けでもあり、ガレージキット作家たちの製品即売会「ワンダーフェスティバル」を1992年から現在まで、年2回主催・運営するなど、日本の模型界の技術向上と市場拡大にも大きく寄与している。
「原型師」とも呼ばれる模型製作の雛形を作成するアーティストには、パリやニューヨークにおける現代アート展に作品を出展しているBOME(ボーメ)氏や、その作品がアメリカ自然史博物館に博物資料として収蔵されている松村しのぶ氏といった世界的に活躍する作家も所属している。



CHECK POINT

トークショー「BOME×村上隆」

海洋堂所属で世界的に活躍する原型師・造形作家のBOME(ボーメ)さんと、ジャパニーズ・ポップアートの先駆者として名高い村上隆さんによるトークショーが開催されます。
どちらも海外でも高い評価を受けるアーティストによる、貴重な対談イベントです。

出演:BOME(株式会社海洋堂所属フィギュア原型師)、村上隆(アーティスト)
日時:2010年7月10日(土)13:00~14:00
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
料金:無料(ミュージアムへの入場料は別途必要です)
定員:250名(申込不要、先着順/当日10:00より会場前にて整理券を配布)
※スケジュール・内容ついては変更の可能性があります。予めご了承ください。

■BOME(ボーメ)氏 プロフィール
株式会社海洋堂所属の造形作家。1961年大阪府生まれ。
1980年代初頭、模型小売店からガレージキット(家内制手工業的な組み立て式模型)メーカーへ転身した海洋堂に造形スタッフとして参加、「美少女フィギュア」というジャンルがまだ存在していなかった時代に、その造型ノウハウをゼロから構築したパイオニアのひとり。
1998年、ニューヨークのアートギャラリーで個展を開催、現代美術界へのデビューを飾る。2001年には、カルティエ現代美術財団主催のフランス・パリでの展覧会に、村上隆氏と同じ「アーティスト」として招聘されるなど、その創作領域はワールドワイドなアートシーンにまで拡大を続けている。

■村上隆 氏 プロフィール
アーティスト。1962年東京都生まれ。
東京芸術大学で日本画を学びつつ、マンガやアニメなどポップカルチャーを取り入れた作品で脚光を浴びる。2003年、ニューヨークのオークション会社・サザビーズで、BOME氏と共同制作した等身大フィギュア「Miss Ko2」が50万ドル(約5,800万円)で落札され、話題となった。(これは当時の日本現代美術作品の最高額)
自らの作品制作を行うかたわら、芸術イベント「GEISAI」プロジェクトのチェアマン、若手アーティスト集団「Kaikai Kiki」の主宰など、プロデューサーとしての手腕もふるい、日本の現代美術界を牽引役を担っている。

ワークショップ「フィギュアに色を塗ろう!」

海洋堂のフィギュアに自分で色を塗る工作ワークショップです。

日時:特別展開催期間中の土・日曜、祝日 11:00~17:00(受付は16:30まで)
※ただし、7月10日(土)~8月31日(火)は、毎日開催されます。
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 吹抜け
料金:300円(ミュージアムへの入場料は別途必要です)
定員:各日100名(申込不要、先着順。当日会場前にて参加受付)

※スケジュール・内容ついては変更の可能性があります。予めご了承ください。

江口寿史×BOME「古代少女ドグちゃん」をBOMEがフィギュア化!!

毎日放送系の深夜ドラマとして放映され、カルト的人気を博した「古代少女ドグちゃん」。
その主人公「ドグちゃん」は、マンガ家、イラストレーター・江口寿史(「ストップ!ひばりくん」)が描いたことでも話題になりました。この展覧会では、このイラストを展覧会のイメージキャラクターとして採用しています。

さらに展覧会の開催期間と平行して、フィギュア原型師・BOMEさんが、このイラストを立体化するプロジェクトも発動!その制作過程は、展覧会場でも報告される予定です。

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。