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ボルゲーゼ美術館展

2009/10/31 ~ 2009/12/27


【京都国立近代美術館】

京都国立近代美術館


イタリア、ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置するボルゲーゼ美術館。
名門貴族であったボルゲーゼ家歴代のコレクションで知られており、世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫と言われています。

今回、「日本におけるイタリア年2009」を記念し、そのボルゲーゼ美術館のコレクションを日本で初めてまとめてご紹介します。
展示されるのは、ボルゲーゼ美術館の誇る珠玉のコレクションから選ばれた、約50点の名品。その多くが日本では初公開です。

 
 







ラファエロ、ボッティチェリといったルネサンスを代表する巨匠をはじめ、バロック絵画の先駆けであり「最初の近代画家」とも評されているカラヴァッジョや、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂の設計にも携わったベルニーニなど、文字通りイタリア美術の最盛期を概観できる内容です。
また、15世紀から17世紀までのルネサンスからバロックへ至る時代、その歴史の推移に沿って作品を見て頂くことで、この「輝ける時代」に展開した表現の変遷をわかりやすく理解できるような構成となっています。

併せて、ローマ教皇と枢機卿を排出した名家・ボルゲーゼ家自体の歴史や、17世紀に建てられた「ヴィラ・ボルゲーゼ」を展示室としているボルゲーゼ美術館の壮麗な建築もご紹介します。
カラヴァッジョやベルニーニのパトロンでもあった枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼと、彼を起点に築き上げられたボルゲーゼ・コレクション誕生の背景。これを知ることは、当時の時代のうねりや固有の文化の有り方を理解できる、またとない機会となるでしょう。

およそ250年にわたるイタリア美術の流れを辿る、見どころも内容もたっぷりの展覧会です。


CHECK POINT

本国でも予約制の美術館が誇る、イタリア美術珠玉の名品たちを直に。

ボルゲーゼ美術館は、本国イタリアでも開館は事前予約制という美術館。その珠玉のコレクションたちを、日本で直に目にすることができるまたとない機会です。
ボルゲーゼ美術館の作品が日本でまとめて紹介されるのは今回が初の試みです。この貴重な機会を是非、お見逃しなく!


【主な展示作品の一部をご紹介!】


・ ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》(写真1)
ラファエロ20代の頃の作品。その安定した構図や人物描写などからは彼の類まれな技量をうかがい知ることができます。また、全体の構成からは、彼が尊敬してやまなかったダ・ヴィンチの影響も感じられます。
この絵は収集された当時は女性の服装が異なり、抱えられた一角獣の姿もありませんでした。 その上傷みも酷かったらしく、誰もラファエロの作品とは気がつかなかったといいます。 その後修復された際に、加筆部分の下から一角獣の姿は蘇ることとなりました。しかし、モデル自身が一体誰なのかは未だ謎のまま。何かとミステリアスな作品です。


・カラヴァッジョ《洗礼者ヨハネ》(写真2)
暗闇から浮かび上がる気だるげな姿が妖艶さも感じさせるこの作品は、バロック期初期の画家・カラヴァッジョがその晩年に描いたもの。 彼の徹底した写実性やデネヴリズム(暗闇主義)と呼ばれるその印象的な描写は、後のレンブラントやルーベンスなどにも影響を与えたと言われています。 しかし天才的な才能の持ち主であった彼ですが、その人生は波乱そのもの。私生活では喧嘩や乱闘を繰り返し、挙句の果てには口論相手を刺し殺してしまいます。 この絵はお尋ね者になった彼がその逃避行中に、恩赦のとりなしを求めてパトロンだったボルゲーゼ枢機卿へ贈ったものです。しかし、実際に枢機卿がこの絵を手にしたのは、カラヴァッジョが38歳の若さで亡くなった後のことでした。


・ ベルニーニ《シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の胸像》(写真3)
最近では映画『天使と悪魔』でもその作品がストーリーのキーアイテムとなるなど、話題を集めているベルニーニ。
彼は彫刻家でもあり、画家でもあり、そして建築家でもあり…とまさに万能の芸術家でした。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂前の広場は彼の設計によるもので、またローマの町の彼方此方には彼が設計したものや作品が残されています。 その彼を見出し、支援した人物が、この作品のモデルであるボルゲーゼ枢機卿でした。 彼が亡くなる前の年に作られたこの彫刻には、当時のローマ教会で強い権力を握り、熱心なパトロンであった彼の自信や風格が見事に表現されています。


関連イベント---様々な切り口と角度から楽しむ「ボルゲーゼ」。

展覧会に関連して、様々な関連イベントも開催されます。
より作品が深く楽しめる講演会から、作品をモチーフにした共同制作作品まで!
色々な角度から、「ボルゲーゼ美術館」の世界を楽しめること請け合いです。

【講演会】
1)「ボルゲーゼ美術館とカラヴァッジョ」
開催日:2009年11月14日(土)
講師: 宮下規久朗 (神戸大学大学院准教授)


2)「作者を捜せ!ボルゲーゼ美術館と二人の目利き」
開催日:2009年11月28日(土)
講師: 岡田温司 (京都大学大学院教授)


時間:14:00~
会場:京都国立近代美術館・講堂(1階)
定員:100名(当日11:00から整理券を配布します) ※聴講無料


【こどもイベント「親子美術館ナイトツアー」】
親子対象の展覧会貸切鑑賞ツアー。
美術館の閉館後に、京都国立近代美術館の学芸員さんの主の分かりやすい解説と共に、展示室をまわります。
日時:2009年11月15日(日) 18:00~19:00頃 (17:45に講演室に集合してください)
会場:京都国立近代美術館 1F 講演室・3F 展示室
主催: NHK京都放送局、京都国立近代美術館
講師: 山野英嗣 (京都国立近代美術館主任研究員)
定員:小学生の親子20組※入場無料 ※要予約、先着順となります。
お問い合せ先: NHK京都放送局 TEL (075)841-4321 (平日 午前10時~午後6時)
詳細・申込: http://www.nhk.or.jp/kyoto/event/oyako/


【NHK BIG ART 《一角獣を抱く貴婦人》】
ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》を1,000分割し、1コマずつ参加者が描いて作った共同制作作品。
期間限定で京都駅ビルに展示されます!
期間: 2009年11月1日(日)~12月25日(金)
お問い合せ先: NHK京都放送局 TEL (075)841-4321 (平日 10:00~18:00)
詳細: http://bor.exh.jp/nhkbigart.html


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