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-華麗なる伝統文化-「江戸時代衣裳展」

2011/02/11 ~ 2011/03/06


【京都伝統産業ふれあい館】

京都伝統産業ふれあい館



昭和の始め、京都で盛大に行われた「染織祭」。
この際、確かな時代考証のもとに、染め人織り人が心こめて復元した時代衣裳があります。
それは、実に緻密に、当時の染織をはじめとしたあらゆる技術技法を駆使して再現されたものです。

今回は、その時代衣装の中から、江戸時代二世紀半にわたる寛文・元禄・文化文政年間の衣裳をとりあげました。
この時代は、政治的に無力な町人階級が美術の担い手となって、町人の日常生活の場で伝統の継承と創造という課題に応えた時代です。

展覧会では、衣裳・帯・小物など約35点を展示します。
この時代の衣裳を通して、染織工芸の素晴らしさを味わってみて下さい。

主催:(財)京都伝統産業交流センター
共催:京都市
協力:(社)京都染織文化協会

CHECK POINT

「染織祭」とは

「染織祭」の歴史


昭和のはじめ、全国の染織業の中心地である京都において、染織業界に携わる人々がまとまる団体「染織構社」を設立・団結とその後の発展を願って始められた祭典。

第1回目は昭和6年(1931)の4月11日~13日の3日間開催されました。
1日目は岡崎公園に臨時の祭会場を設けて祭典を行い、2日目には手作りの山車が京都市内を練り歩き、夜には人々の祝いの踊りが行われて3日目まで賑わったといいます。
第2回目は昭和7年(1932)、第3回目は昭和8年(1933)に行われました。第3回目には時代衣装の制作が行われ、緻密な時代考証と技術再現で復元された、古墳時代から江戸後期までの豪華な衣装を身にまとった行列が街を練り歩きました。

この染織時代行列は昭和12年(1937)まで続きます。しかしこの年に日中戦争のきっかけとなる「盧溝橋事件」が起きたため、その後は戦争の気運が高まり、翌昭和13年(1938)には中止に追い込まれてしまいました。
「染織祭」自体は祭礼だけが昭和15年(1940)まで続けられましたが、それも太平洋戦争の影響もあって幕を下ろしました。

僅か6年間だけ行われた時代行列の衣装たちのみが、今日まで大切に保管され、必要に応じて展示・公開が行われています。現在は社団法人・京都染織文化協会が管理を行っています。

染織祭の時代衣装と行列


第3回目、昭和8年の染織祭から制作された時代衣装。
この時、古墳時代から奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、桃山時代、そして江戸時代、幕末の頃までの時代衣装が143点復元されました。
復元には当時の歴史学者など学会の第一人者が参加し、厳格な時代考証がなされました。それは徹底しており、文様や色、織り方が下着に到るまでそれぞれの時代に忠実に再現されたのです。

祭の当日には、この衣装を身にまとった行列が、各時代毎に分かれて京都の街中を岡崎公園まで練り歩きました。行列は何と4km近くもあったとか。行列には、当時京都に多くあった映画撮影所の役者や、花街の芸舞妓らも加わり、大変華やかだったそうです。

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