バルテュス展

2014/07/05 ~ 2014/09/07


【京都市美術館】

京都市美術館

【作品画像】※チラシ下
(1)バルテュス《夢見るテレーズ》1938年 油彩、カンヴァス 150x130cm メトロポリタン美術館
Jacques and Natasha Gelman Collection, 1998 (1999.363.2). Photo: Malcolm Varon.
© The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
(2)バルテュス《美しい日々》1944-1946年 油彩、カンヴァス 148x199cm ハーシュホーン博物館と彫刻の庭 ※チラシ使用画像
© Hirshhorn Museum and Sculpture Garden, Smithsonian Institution, Gift of the Joseph H. Hirshhorn Foundation, 1966. Photography by Lee Stalsworth
(3)バルテュス《読書するカティア》1968-76年 カゼイン、テンペラ、カンヴァス 179x211cm 個人蔵 Photo: Steve Zane
(4)バルテュス《地中海の猫》1949年 油彩、カンヴァス 127x185cm 個人蔵
(5)バルテュス《朱色の机と日本の女》1967-1976年 カゼイン、テンペラ、カンヴァス 145x192cm
Collection of Mr.Brent R.Harris © Christie’s Images Limited 2014


あのピカソに「20世紀最後の巨匠」と称されたフランスの画家、バルテュス(本名:バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ/1908-2001)。
美術史家だったポーランド人の父と画家の母のもとに生まれた彼は、初期イタリア・ルネッサンスからフランス写実主義に至るヨーロッパ絵画の伝統に触れながら独学で絵を学び、20世紀美術のどの流派にも属さない独自の世界観を築き上げました。

バルテュスの描く世界は、時が止まったように静謐な風景画、そしてバルテュス曰く「この上なく完璧な美の象徴」である少女のいる室内画など、どこか神秘的で緊張感に満ちています。特に少女像は、バルテュスが生涯に渡って描き続けたバルテュスの代名詞的存在です。観る者を挑発するかのようなポーズをとり、どこか大人びた表情を見せる少女たちの姿は、子どもから大人へと変化していくリアルさと、触れれば崩れてしまいそうな危うい均衡を併せ持っています。バルテュスの少女像はしばしば批判や誤解の的にもされ、今なお議論がつきませんが、現在も世界中の多くの人に支持され、愛され続けています。

今回の展覧会は、1967年にバルテュスと結婚した節子夫人の全面的協力を得て開催される、日本国内最大規模、没後初の大回顧展です。《美しい日々》《夢見るテレーズ》など少女像の代表作をはじめとした、世界中の所蔵元から集った油彩画40点以上に加え、素描や愛用品など、あわせて約100点を紹介します。
また、バルテュスが晩年を過ごした住居「グラン・シャレ」(スイス、ロシニエール)に残るアトリエを、彼の生前そのままの姿で貴重な愛用品とともに会場内に再現。孤高の画家・バルテュスの芸術が生み出された背景を探ります。

京都では1984年以来30年ぶりとなるバルテュス展。この機会にぜひご高覧ください。


CHECK POINT

【関連イベント】節子夫人による特別トークショー「節子夫人が語るバルテュス」

30年あまりバルテュスに寄り添った節子夫人に、生前のバルテュスとの暮らしや思い出、この展覧会に込めた思いを伺います。

日時:2014年7月5日(土)【1】10:30~11:30/【2】14:00~15:00(2回とも内容は共通です)
出演:節子・クロソフスカ・ド・ローラ(バルテュス夫人/画家・随筆家)
会場:京都市美術館講演室(定員:80名)
※参加無料(ただし、展覧会の観覧券(半券可)が必要です)
※事前予約は不要です。当日開始1時間前より、正面玄関前にて整理券を配布します。

【関連イベント】記念講演会

記念講演会「バルテュスの多様な日本」


バルテュスは、幼い頃から日本の文化や美術に関心を抱き、魅了されていました。
「日本」や「東洋」が巨匠に与えた影響とは何だったのか、展覧会監修者が語ります。

日時:2014年7月6日(日)14:00~15:30
講師:ドミニク・ラドリッツアーニ(本展監修者)※逐次通訳付
会場:京都市美術館講演室(定員:80名)
※参加無料(ただし、展覧会の観覧券(半券可)が必要です)
※事前予約は不要です。当日開始1時間前より、正面玄関前にて整理券を配布します。

記念講演会「バルテュスと出会って」


フランス留学時にバルテュスと出会い、交流を深めた染色家・森口邦彦氏が、バルテュスから受けた影響や彼との思い出を振り返ります。

日時:2014年7月13日(日)14:00~15:30
講師:森口邦彦(染色家/重要無形文化財「友禅」保持者)
聞き手:尾崎眞人(京都市美術館学芸課長)
会場:京都市美術館講演室(定員:80名)
※参加無料(ただし、展覧会の観覧券(半券可)が必要です)
※事前予約は不要です。当日開始1時間前より、正面玄関前にて整理券を配布します。

【関連イベント】展覧会解説講座「バルテュス展の見どころ」

バルテュス作品の魅力や展覧会の見どころを、わかりやすく解説します。

日時:2014年8月3日(日)、10日(日)、31日(日)各回14:00~15:30
講師:尾崎眞人(京都市美術館学芸課長)
会場:京都市美術館講演室(定員:80名)
※参加無料(ただし、展覧会の観覧券(半券可)が必要です)
※事前予約は不要です。当日開始1時間前より、正面玄関前にて整理券を配布します。

※その他、小学生向けワークショップなどのイベントが予定されています。
 詳細は、公式サイトにてご確認ください。

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



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