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浅井忠が選んだフランス陶磁-明治35年購入の図案科標本より-

2010/10/12 ~ 2010/12/24


【京都工芸繊維大学美術工芸資料館】

京都工芸繊維大学美術工芸資料館

美術工芸資料館では、数多くの陶磁作品を所蔵しています。
その種類も欧米の近代陶磁や、中東・アフリカのもの、日本を含む東洋の古陶磁から現代陶磁まで、
非常に多岐にわたっていることが大きな特徴です。

陶磁作品を所蔵するようになったのは、京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学の前身校のひとつ)の創立時・明治35(1902)年から、図案科の標本として収集や寄贈が行われはじめたことによります。当時、当時作品は授業で使用される他、講堂に展示・公開されるなど、貴重な教材として活用されていました。

この頃積極的に購入された作品に、同時代に作られた欧米陶磁があります。
その中には、図案科教授を務めていた浅井忠(1856-1907)が選定したとされる、フランス陶磁も含まれています。

浅井は、明治33(1900)年に留学先のパリで高等工芸学校開学準備のために訪れていた中澤岩太と出会い、
図案科教授として赴任する約束を交わします。その際、その教材となる陶磁作品の購入を引き受けたのです。
当時のアールヌーヴォーの最盛期にあったフランスは、万国博覧会で多くの賞を獲得するなど、製陶所や作家が新しい陶磁作品を求めて活動しており、
ヨーロッパの中でも注目されていました。
フランス留学中に既に陶磁器の図案制作を試みていた浅井は、京都へ赴任した後も、陶磁器図案を手がけ、製陶家達の指導者として活躍。京都の陶芸界においても重要な人物となりました。

では、具体的に浅井はどのようなフランス陶磁を選定、購入したのでしょうか。

この展覧会では、これまであまり披露される機会に恵まれなかった陶磁コレクションに焦点をあてます。中でもその一端として、フランス陶磁の中でも浅井に選択を一任されたとされる作品を展示します。
そこから、浅井が目指した新たな陶磁器意匠や図案科教育とは一体どのようなものであったのか、その実態に迫ります。
また同時に、その後の浅井が作成した図案や京都の製陶家に伝わる陶磁器図案を紹介。京都の陶芸界における浅井の影響についても注目します。

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