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世界無形文化遺産登録記念 ロシア民族学博物館・オムスク造形美術館所蔵「アイヌの美 カムイと創造する世界」

2009/11/23 ~ 2010/01/11


【京都文化博物館】

京都文化博物館


アイヌは、古くから北海道を中心に、東北地方北部、サハリン南部、千島列島に居住し、周辺の文化と相互に影響しつつ、独自の文化を形成してきました。特に、衣服や木製品などにつけられた文様は、アイヌ独特の図柄です。男性は小刀一本、女性は縫い針一本で「文様の美」を創造してきました。

江戸時代の終わりごろから、アイヌ文化はロシアやヨーロッパ各国の注目を集め、明治時代になると、多くの研究者や収集車が北海道を訪れ、アイヌの人たちから民具や工芸品を求めました。現在、ロシアをはじめとする欧米の博物館や美術館には19世紀から20世紀初頭にかけて収集されたこれらの資料が収蔵されています。中には日本には現存していないものも数多く含まれており、古い時代のアイヌ文化とその芸術の知る上で貴重な資料であり、またそのデザイン性は今日的な視点からも再評価を受けています。








この展覧会では、アイヌの人々が創造した「美」に焦点を当て、ロシア・サンクトペテルブルグ市にあるロシア民族学博物館所蔵のアイヌ民族資料約2600点の中から、特に芸術的価値の高い215点を公開。これらの資料は1912~13年にかけて、北海道平取町やサハリンにて収集されたもので、収集年や収集地が判明している貴重なものです。

また、ロシア・オムスク市にあるオムスク造形美術館が所蔵する、アイヌ絵作品12点もも併せて展示します。
これは幕末から明治の初めにかけて活躍し、蝦夷地(北海道)の箱館(函館)、日高、十勝に住んだ絵師・平沢屏山による、アイヌの文化や暮らしを描いた作品。
近年になってその所在が明らかになり、今回日本初公開となります。

アイヌの古式舞踊はユネスコの世界無形文化遺産に登録が決定しており、今回はその記念展としても位置づけられています。
神(カムイ)と共にアイヌの人々が創造してきたその伝統文化と芸術の世界を、「まかなう」「まとう」「いのる」の衣食住三つの視点からご紹介します。


 


CHECK POINT

アイヌの文化に親しもう!---関連イベントのご案内

普段、なかなか接する機会のないアイヌの文化。
会期中にはそれに気軽に親しめる様々な関連イベントが開催されます。
北海道の雄大な大地に育まれたアイヌの人々の営みを、是非この機会に体験してみてください。


■ アイヌ文化フェスティバル
研究者やアイヌ文化の保存活動を行っている方による特別イベント。
伝統楽器の演奏や伝統舞踊、口伝えで受け継がれてきた口承文芸・ユーカラの実演など、アイヌ文化を生で体感できる貴重なチャンスです!
日時:11月23日(月・祝) 13:00~16:00(12:00開場)
会場:京都文化博物館 別館ホール
料金:入場無料・自由参加(随時入場可能です)
1) 13:30~ 【講演】 講師:佐々木利和(国立民族学博物館教授)
2) 14:10~ 【口承文芸(ユーカラ)】 講師:木幡チサ子(平取町二風谷アイヌ語教室講師)
3) 14:40~ 【トンコリ(伝統楽器)演奏】 星野 工(東京アイヌ協会会長)・居壁 太(東京アイヌ協会会員)
4) 15:10~ 【アイヌ古式舞踊】 鵡川アイヌ文化伝承保存会
※その他、別館ホール内では「アイヌ文化紹介パネル展示」「アイヌ工芸品展示」、「伝統工芸の実演」などが開催されます。


■ぶんぱく子供教室事業「ムックリ(楽器)を作ってみんなで鳴らしてみよう!」
アイヌの伝統楽器、ムックリを実際に製作し、演奏する体験型ワークショップです。
日時:1月9日(土) 1)10:30~12:00 2)14:00~15:30
会場:京都文化博物館 別館ホール
定員:親子20組(子供は小・中学生が対象)
事前申し込み制です。
往復はがきに 希望の回、住所、参加者の氏名・年齢・電話番号を明記の上、
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都文化博物館「ムックリづくり」係 までお申し込み下さい。
(返信用に、ご自分の住所・氏名の明記をお忘れなきよう、ご注意下さい)


■学芸員によるギャラリートーク
展示室内にて、展示品を前にしながら学芸員さんが解説をして下さいます。
日時:12月4日(金)、18日(金)、1月8日(金) 各日18:00~(30分程度)
※申し込みは不要です。当日の入場者の方ならどなたでも参加可能です。


記念写真展「gen 掛川源一郎が見た戦後北海道」

展覧会の開催を記念して、北海道・室蘭出身の写真家、掛川源一郎氏(1913-2007)の記念写真展が併せて開催されます。
掛川氏は、土門拳のリアリズム写真に影響を受け、高校の教員として勤務する傍らで、アイヌの人々や開拓農家の人々の姿などを撮影し、北海道の社会派カメラマンとして活躍しました。
そのキャリアは約70年。彼が見続けた戦後の北海道の姿を紹介します。

期間:2009年11月25日(水)~12月2日(水)
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:京都文化博物館 5階展示室
料金:入場無料


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