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テンプス・フーギット-大山崎山荘とヤマガミユキヒロの視点

2015/03/21 ~ 2015/06/28


【アサヒビール大山崎山荘美術館】

アサヒビール大山崎山荘美術館

【作品画像】
(1)クロード・モネ《睡蓮》1907年 アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
(2)ピエール・ボナール《開いた窓辺の静物》1934年 アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
(3)ヤマガミユキヒロ《窓の光Ⅰ》2015年 作家蔵
(4)ヤマガミユキヒロ《都市の印象》2014年 作家蔵
(5)ヤマガミユキヒロ《鴨川リバースケープ》2013年 作家蔵


「テンプス・フーギット(TEMPUS FUGIT)」とは、ラテン語で「時は飛ぶ」「時は逃げる」といった意味で、時間が経過する早さを表す格言です。

古今東西、多くの美術家たちはこの過ぎ去って行く時間に対峙し、作品のうちにとどめようと挑んできました。
印象派の巨匠クロード・モネは、時間とともに移ろい行く風景を追いかけて、それをキャンバスにとどめようとさまざまな連作を手がけました。
そして現代でも、時間の流れを作品として形にしようと取り組む作家がいます。現代美術作家・ヤマガミユキヒロもそのひとり。細密に描いた風景の上に、同じ場所で撮影した映像を重ねた作品で知られる彼は、ひとつの画面上に多くの瞬間を出現させています。

今回の展覧会では、そんなヤマガミユキヒロを出展作家として迎え、彼の作品とアサヒビール大山崎山荘美術館の所蔵作品、あわせて約60点を展示し、去り行く「時間」について再考します。

美術館の所蔵品からは、クロード・モネの《睡蓮》連作や朝の風景を描いた《エトルタの朝》(1883年)をはじめ、夕暮れの室内を表現したピエール・ボナールの《開いた窓辺の静物》(1934年)などの油彩画を展示します。また、《瀬戸 織部釉浜千鳥図行灯皿》(18世紀)や《李朝 白磁染付漢江図瓶》(18世紀)など、長い歳月をかけて生じた風化・退色で時の流れを感じさせる古陶磁を出品します。

ヤマガミユキヒロの作品からは、《鴨川リバースケープ》(2013年)、《都市の印象》(2014年)など、都市や自然のうつろいを描いた代表作を展示。あわせて、今回の展覧会のために制作された、大山崎山荘(美術館本館)内の一日、季節のうつり変わりをとらえた最新作《窓の光Ⅰ》(2015年)を初公開します。

会期中には、美術館の庭園は桜や新緑の大変美しい時期となります。所蔵品とヤマガミユキヒロの作品から感じられる時間の表現とともに、春から初夏にかけての豊かな時間をお楽しみください。
 

ヤマガミユキヒロ

1976年 大阪府生まれ
2000年 京都精華大学美術学部洋画コース卒業
      Mio写真奨励賞2000 優秀賞受賞
2005年 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館)
2008年 第11回岡本太郎現代芸術賞特別賞受賞
2011年 個展「Sheltering Sky」Gallery PARC(京都)
2012年 「始発電車を待ちながら」東京ステーションギャラリー
2013年 「re: framing―表情の空間」京都芸術センター
      「すみだ川アートプロジェクト2013」アサヒ・アートスクエア(東京)
      「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013」六甲山(兵庫)
2014年 「窓の外、恋の旅。 ―風景と表現」芦屋市立美術博物館(兵庫)
      「TARO賞の作家Ⅱ」川崎市岡本太郎美術館(神奈川)


CHECK POINT

【関連イベント】アーティストトーク ヤマガミユキヒロ「作品について/光と時間を描く」

日時:【1】2015年4月5日(日)【2】4月19日(日)【3】5月17日(日)各日14:00~15:30
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館展示室
料金:無料(ただし美術館入館料は別途必要です)
定員:各回20名(要申込/先着順受付)

《申込方法》
参加者全員の「氏名」「住所」「電話番号」「FAX番号」「参加希望のイベント番号・日時」を記入の上、
FAX(075-957-3126)または往復はがきにて「イベント係」までお申込ください。
※申込は1回につき1通2名様まで
※中学生以上対象
※往復はがきの場合は参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はございません
※定員に達し次第受付終了となります。詳細はホームページにてご確認ください。

【関連イベント】アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー「テンプス・フーギット―大山崎山荘とヤマガミユキヒロの視点」

展覧会をより深く理解できるレクチャーイベントです。

日時:2015年5月16日(土)14:00~15:00
会場:アサヒ ラボ・ガーデン
※JR「大阪」駅・各線「梅田」駅最寄
※アサヒビール大山崎山荘美術館での開催ではございませんので、ご注意ください。

講師:アサヒビール大山崎山荘美術館 学芸員
参加費:無料
定員:40名 (要申込/抽選)
※こちらの申込みは、アサヒ ラボ・ガーデンにお問い合わせください。(4月上旬より受付開始)
イベント詳細ページ

【関連イベント】ギャラリートーク

アサヒビール大山崎山荘美術館の学芸員さんが展示の見どころを解説します。

日時:展覧会期間中 第2・第4土曜日 各日14:00~14:30
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館 展示室
参加費:無料(ただし、美術館入館料は別途必要です)
※事前申込不要

【カフェ企画】モネのガーデンセレクト

アサヒビール大山崎山荘美術館の喫茶室では、リーガロイヤルホテル京都が展覧会のために考案した限定オリジナルスイーツが楽しめます。
今回は、作品が展示されるクロード・モネにちなんだ2種類の特製オリジナルケーキが登場します。
この機会にぜひご賞味ください。

■ ガトー・ヴェールヴェール
モネが残した自作ケーキのレシピをアレンジした一品。
フランス産ピスタチオのペーストを使ったバタークリームとほうれん草パウダーをサンドしました。
ジヴェルニーの邸宅にある、緑豊かなモネの庭園を思わせます。

■ ガトー・プールプル
モネはジヴェルニーの邸宅の庭に日本風の太鼓橋がかかった池を設け、これをこよなく愛しました。
その池に浮かぶ睡蓮の花を思わせる、日本産の紫芋を使用した色鮮やかなラムレーズンケーキです。

期間:展覧会期間中
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館 本館2階 喫茶室
料金:各500円(単品税込/美術館入館料は別途必要です)
協力:リーガロイヤルホテル京都

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