1. 京都で遊ぼうART
  2. 施設から探す >
  3. 美術館・博物館から探す
  4. 京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)
  5. タデウシュ・カントル生誕 100 周年記念展「死の劇場-カントルへのオマージュ」

タデウシュ・カントル生誕 100 周年記念展「死の劇場-カントルへのオマージュ」

2015/10/10 ~ 2015/11/15


【京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)】

京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

舞台芸術家であり、奇才の美術家でもあったポーランドの異才、タデウシュ・カントル。その生誕100周年を記念誌、彼の偉業を演劇・美術の双方からのアプローチで回顧する記念事業「死の劇場-カントルへのオマージュ」を開催します。

カントルは第一次世界大戦の最中に生まれ、第二次世界大戦中から芸術家としての活動を開始、早くから国際的に名声を確立しました。特にカントルの作品に見られる高い象徴性、死の表象、日常性への下降とその逆説的な意味の転換、時にユーモラスに、時に諧謔的に社会を挑発し、公共空間へと挑む手法がポーランドのみならず世界的な美術や演劇活動に与えた影響は測りしれません。
日本との関わりも深く、1982年と1990年の二度にわたって来日公演の際、日本の観衆、特に演劇界に多大な衝撃を与えました。また没後1994年から翌年にかけてセゾン美術館と伊丹市立美術館で彼の美術作品に焦点を当てた大規模な回顧展「タデウシュ・カントル 我が芸術=旅=我が人生」も開催されています。

今回の展覧会では、タデウシュ・カントルの偉業を演劇・美術の双方からのアプローチで回顧します。カントルの写真、日本に残るドローイング作品の展示や上演記録映像の上映会、関連シンポジウムなどによってカントルの全体像を示し、またポーランドと日本より7名1組を迎えて作品展示やパフォーマンス等の試みを通じ、カントルの受容とこれからの未来へ向けた現代的継承の豊かな可能性を示します。
 

出展作家

《ポーランド》パヴェウ・アルトハメル/アルトゥル・ジミェフスキ/ミロスワフ・バウカ/ヨアンナ・ライコフスカ
《日本》石橋義正/オル太/丹羽良徳/松井知惠
 

 

タデウシュ・カントル

1915年、南ポーランド、ヴィエロポーレ・スクシンスキェ生まれ。前衛芸術家、画家、素描家、芸術理論家、舞台芸術家、監督、ハプニング作者、20世紀演劇の優れた改革者、ポーランド美術界で最も重要な作家の一人。
1934年から1939年にかけてクラクフ美術アカデミーで学ぶ。ドイツによる占領期に実験的な地下劇場を設立、クラクフの前衛運動の中心となった。1955年に、戦前の芸術家による劇団クリコを継承して、仲間と共にクリコ2劇団を結成。アンフォルメル演劇(1961)、ゼロ演劇(1963)、ハプニング演劇(1967)、不可能の演劇(1973)と、次々と舞台活動を展開する。
カントルはポーランドを拠点としつつもしばしば外国に出かけ、同時代の世界の芸術の傾向、つまり、アンフォルメル、ダダ、概念芸術などの影響を受けつつ作品を制作した。
1960年代の始めから梱包(アンバラージュ)に専念し、1965年以降、フォクサル画廊(ワルシャワ)と関わりつつハプニングを実施(例えば「パノラマ的海のハプニング」1967、「レンブラントの解剖学講義」1968、など)。
1975年には死の演劇宣言を発表すると共に、伝説的演劇『死の教室』を実現。続いて『ヴィエロポーレ。ヴィエロポーレ』(1980)、『くたばれ!芸術家』(1985)、『私は二度とここには戻らない』(1988)を上演。この時期、並行して絵画制作も続ける。
1990年ポーランド、クラクフにて没。最後の演劇『今日は私の誕生日』を準備していたが、クリコ2によって演じられたのはカントルの没後であった。


CHECK POINT

【関連イベント】映像上映会

タデウシュ・カントル関連映像上映会



会場:【1】京都芸術センター 講堂/【2】~【6】京都芸術大学ギャラリー@KCUA
料金:無料(予約不要)
※諸般の事情のため、プログラムが変更となる場合があります。
 詳細は公式サイトでご確認いただくか、ギャラリーまでお問い合わせください。

【1】「死の教室」(1976年)10月10日(土)13:00~
【2】「ヴィエロポーレ、ヴィエロポーレ」(1983年)10月23日(金)15:40~/18:00~
【3】「くたばれ!芸術家」(1986年)10月25日(日)13:00~/16:00~
【4】「私は二度とここには戻らない」(1990年)10月25日(日)14:30~/17:30~
【5】「今日は私の誕生日」(1991年)11月3日(火・祝)13:00~/16:00~
【6】「カントル」(1985年)11月3日(火・祝)14:30~/17:30~

タデウシュ・カントル関連作家上映会



※いずれも参加無料・予約不要
※諸般の事情のため、プログラムが変更となる場合があります。
 詳細は公式サイトでご確認いただくか、ギャラリーまでお問い合わせください。

石橋義正「オー!マイキー スペシャル・エディション」上映回&トーク


日時:2015年10月12日(月・祝)19:00~20:30
会場:京都芸術センター 講堂
出演:石橋義正(監督)、橋本裕介(KYOTO EXPERIMENTプログラムディレクター)

松井智惠映像上映会&トーク



日時:2015年10月24日(土)
   【A】11:30~/13:50~/16:10~【B】12:40~/15:00~/17:20~
   【トークイベント】17:30~

【Aプログラム】(合計約65分)
“Heidi 45”2005, “Heidi 46 – brick house”2006, “Heidi 46 – hair”2006, “Heidi 47 – being”2007
【Bプログラム】(合計約65分)
“Heidi 49 – river”2009 , “Heidi 53 – echo”2013, “Heidi 54 – Purucha”2014

会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA


【関連イベント】「死の劇場-カントルへのオマージュ」展 関連イベント

ギャラリートーク/オル太 パフォーマンス「目覚め(GHOST OF MODERN)」



日時:2015年10月11日(日)
   【トークイベント】16:00~【パフォーマンス】17:00~
   【オープニングレセプション】18:00~
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
料金:無料(予約不要)
※諸般の事情のため、プログラムが変更となる場合があります。
 詳細は公式サイトでご確認いただくか、ギャラリーまでお問い合わせください。

シンポジウム


Part1「カントルの需要とその今日的継承


日時:2015年10月10日(土)14:30~18:00
会場:京都芸術センター 講堂
料金:無料(予約不要)
出演:アンナ・ブジンスカ(現代演劇論)、レフ・スタングレト(美術史家、タデウシュ・カントル財団代表、クリコ2俳優)、バルバラ・スタングレト(タデウシュ・カントル財団、クリコ2俳優)、ヨアンナ・ライコフスカ(本展出品作家)、加須屋明子(京都市立芸術大学教授、本展企画)

Part2「カントルと書く文化圏における文学・演劇」


日時:2015年11月14日(土)14:00~17:40
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
料金:無料(予約不要)
出演:井上暁子(熊本大学准教授/ドイツ・ポーランド国境地帯の文学、移民文学研究)、加藤有子(名古屋外国語大学准教授/ポーランド文学、表象文化論研究)、伊藤愉(日本学術振興会/ロシア演劇史研究)、福田桃子(日本学術振興会/フランス小説、演劇研究)、丹羽良徳(本展出品作家)、加須屋明子(京都市立芸術大学教授、本展企画)

【関連イベント】石橋義正 新作舞台公演
『ZERO ZONE』人工知能は陸橋で積み木をつむデスか

「オー!マイキー」「ミロクローゼ」で知られる石橋義正による新作舞台公演を、京都芸術センターにて上演します。
テーマは「禅」。なのに過激な娯楽性、ブラックユーモアやセンセーショナルさを網羅した実験空間が展開します。出演者も、女優やダンサー、シンガー、僧侶など異才が集結!ぜひご注目ください。

日時:2015年10月17日(土)19:00~、18日(日)14:00~/17:00~(全3回)
※開場は開演30分前から/受付は開演45分前から
※初回17日(土)にはアフタートークが予定されています。
会場:京都芸術センター 講堂
料金:一般3,000円、学生・25歳以下2,500円
※未就学児は入場いただけません。
※25歳以下チケットは、当日受付にて年齢の確認できるものをご提示ください
チケットについてはこちら(カンフェティ)

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗