【作品画像】
チラシ画像:パリ、2003年 クリストファー・アンダーソン ©Christopher Anderson / MagnumPhotos
(1) ヨーロッパ広場 サン・ラザール駅 1932年 アンリ・カルティエ=ブレッソン ©Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos
(2) タイム・ライフ社から見たコンコルド広場 1952年 ロバート・キャパ ©Robert Capa / International Center of Photography / Magnum Photos
(3) 凱旋門 1952年 ロバート・キャパ ©Robert Capa / International Center of Photography / Magnum Photos
(4) パリ、1996年 ゲオルギィ・ピンカソフ ©Gueorgui Pinkhassov / Magnum Photos
(5) パリ、 2012年 マーティン・パー ©Martin Parr / Magnum Photos
1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として写真家集団・マグナムは結成されました。以後、マグナムは20世紀写真史に大きな足跡を残す多くの写真家を輩出し、世界最高の写真家集団として今も常に地球規模で新しい写真表現を発信し続けています。
この展覧会は、2014年12月から翌年4月までパリ市庁舎で開催され、大きな反響を呼んだ展覧会の海外巡回展です。マグナム・フォト設立70周年にあたり、60万点に及ぶ所属写真家の作品の中から、パリをテーマにした作品約130点を選び展観します。
芸術の都・パリは多くの歴史的事件の舞台でもあり、かつ写真術発明以来、常に「写真の首都」でもありました。20世紀の激動を最前線で見つめ続け、現代においても現在進行形の歴史をとらえ続けるマグナムの写真家たちが提示する豊穣なイメージは、都市とそこに生きる人々の歴史にとどまらず、写真表現の豊かさをも我々に提示してくれると同時に、世界を発見する驚きに満ちた写真家たちの視線を追体験させてくれます。
この機会にぜひご高覧ください。
ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、デビッド・シーモア、フィリップ・ハルスマン、ハーバート・リスト、エリオット・アーウィット、バート・グリン、エリック・レッシング、インゲ・モラス、マルク・リプー、ウェイン・ミラー、ルネ・ブリ、ブルース・デビッドソン、ニコラ・ティコミロフ、セルヒオ・ラレイン、ブルーノ・バルベイ、レオナード・フリード、ジョセフ・クーデルカ、リチャード・カルバー、ギィ・ル=ケレック、レイモン・ドゥパルドン、マルティーヌ・フランク、アバス、ハリー・グリエール、パトリック・ザックマン、マーティン・パー、ゲオルギィ・ピンカソフ、アレックス・マヨーリ、クリストファー・アンダーソン、ジェローム・セッシーニ、リチャード・カルバー、アレッサンドラ・サンギネッティ、パオロ・ペレグリン、トーマス・ドボルザック
近代化の歩みの中で、京都という都市に人々がどのような眼差しを注いできたか、写真とそこに写る被写体に関係する資料を合わせてご覧いただき、文化と歴史の都としての京都の姿を明らかにします。
期間:2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)
会場:京都文化博物館3階展示室
※「パリ・マグナム写真展」の料金であわせてご覧いただけます
携帯からも展覧会情報を確認できるようになりました。ご活用ください。