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ルーヴル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄

2015/06/16 ~ 2015/09/27


【京都市美術館】

京都市美術館

2005年・2006年・2009年に続いて開催される、京都では5年ぶりとなる「ルーヴル美術館展」。
今回は、ヨーロッパ各地における風俗画の多様な展開をたどります。

「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画のこと。そこには、家事にいそしむ召使や物乞いの少年、つつましい食卓につく農民の家族や、庭園で優雅に 遊ぶ貴族の男女など、身分や職業の異なる人々の日常が生き生きと描写されています。一方で、風俗画には必ずしもありのままの現実が描かれているわけではあ りません。日常の装いのなかには、複雑な道徳的・教訓的な意味が込められていることもあります。これを読み解いて行くことも、風俗画ならではの楽しみで す。

今回の展覧会では、ルネサンスが最後の花を咲かせた16世紀初頭から、レアリスムが勃興した19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画の変遷と展開を、約80点の名画で紹介。
イタリア・ヴェネツィア派を主導した巨匠ティツィアーノや、ネーデルラント(オランダ)絵画を代表する画家ブリューゲル、スペイン・バロックの画家ムリーリョ、フランス・ロココ絵画を牽引したブーシェやシャルダン、そして印象派へ続くレアリスム絵画の旗手となったコローやミレーなど、各国・時代の顔といえる画家たちによる珠玉の風俗画が集結します。

特に、17世紀オランダを代表する画家・フェルメールの傑作《天文学者》は待望の初来日。ルーヴル美術館が所蔵するフェルメール作品は、2009年来日した《レースを編む女》と《天文学者》の2点のみのため、館外での展示は極めて稀。今回は貴重な作品を日本で堪能できるまたとない機会となります。
また、ヨーロッパにおける風俗画の起源を示すものとして、古代ギリシャやオリエントの作品も登場します。

風俗画は当時の社会情勢や世相を如実に反映しており、時代や地域によってさまざまな展開を遂げてきました。その多様性故か、風俗画 の展覧会は特定の時代や地域に限定したものが主流で、今回のように時代や地域を横断し包括的に風俗画の歴史を取り上げた展覧会は、これまで世界的に見ても例がありません。
膨大なコレクションを誇るルーヴル美術館だからこそ実現できた、かつてない大規模な風俗画展。ぜひ足をお運びください。
 

【作品画像】
(1)ヨハネス・フェルメール《天文学者》1668年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF – DNPartcom
(2)バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《物乞いの少年(蚤をとる少年)》1647-48年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchale / distributed by AMF – DNPartcom
(3)ティツィアーノ《鏡の前の女》1515年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF – DNPartcom
(4)クエンティン・マセイス《両替商とその妻》1514年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Gérard Blot / distributed by AMF – DNPartcom
(5)レンブラント《聖家族》、または《指物師の家族》1640年
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Hervé Lewandowski  / distributed by AMF – DNPartcom
(6)ジャン・シメオン・シャルダン《猿の画家》1739-40年頃
Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF – DNPartcom


CHECK POINT

【関連イベント】記念講演会

フェルメールへの旅―絵を見る悦び、見に行く愉しみ


日時:2015年7月4日(土)14:00~15:30
講師:有吉玉青(作家・大阪芸術大学教授)
会場:京都市美術館 講演室
定員:80名(事前申込不要/先着順受付)
※参加無料(ただし、展覧会の入場券(半券可)が必要です)
※当日は開始1時間前より正面玄関前にて整理券を配布。定員に達し次第終了となります。

北方ルネサンス美術の巨匠マセイスが描く日常―《両替商とその妻》を中心に


日時:2015年7月25日(土)14:00~15:30
講師:平川佳世(京都大学大学院文学研究科准教授)
会場:京都市美術館 講演室
定員:80名(事前申込不要/先着順受付)
※参加無料(ただし、展覧会の入場券(半券可)が必要です)
※当日は開始1時間前より正面玄関前にて整理券を配布。定員に達し次第終了となります。

【関連イベント】展覧会解説講座「ルーヴル美術館展の見どころ」

日時:2015年8月8日(土)、22日(土)、9月5日(土)14:00~15:00
講師:後藤結美子(京都市美術館学芸員)
会場:京都市美術館 講演室
定員:80名(事前申込不要/先着順受付)
※参加無料(ただし、展覧会の入場券(半券可)が必要です)
※当日は開始1時間前より正面玄関前にて整理券を配布。定員に達し次第終了となります。

【関連イベント】夜間開館特別企画「ルーヴル美術館展 夜のギャラリートーク」

京都市美術館館長が、夜の展覧会会場をご案内。
いつもは味わえない閉館時間後の美術館で、名画とギャラリートークをお楽しみください。

日時:2015年9月20日(日)18:30~19:30
講師:潮江宏三(京都市美術館館長・京都市立芸術大学名誉教授)
会場:展覧会場
※事前申込不要・参加無料(ただし、展覧会の入場券(半券可)が必要です)
※希望者多数の場合は参加いただけない場合があります。ご了承ください。

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