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【KAC Art Festival バラエティボックス】鬣恒太郎展「Dear Big Brother」

2016/02/07 ~ 2016/03/06


【京都芸術センター】

京都芸術センター

今年度で開設15周年を迎えた京都芸術センター。
その記念事業として関西を拠点に活躍するアーティストが集結したアートフェスティバル「KAC Art Festival バラエティボックス」を開催します。
その一環として、ギャラリーの外にも展示を拡張し、京都で活動している作家2名による展覧会を開催します。

京都を拠点に活動する鬣恒太郎(たてがみ・こうたろう)は、絵画作品を軸としながら、「Dance Fanfare Kyoto vol.03」(元立誠小学校、京都、2015)では踊るダンサーの身体を使って描く作品を発表するなど、他分野との協働にも取り組み、その制作の幅を広げています。

今回は、京都芸術センターの廊下や階段など、館内各所を利用し、過去作から新作までをインスタレーションとして提示します。

絵画による表現を追求する過程で、「『絵画』を突きつめるほど、身体化できなくなる」というジレンマに直面したという鬣は、日本において輸入された概念である「絵画」と、日本人である自身との隔たりを意識して制作を続けています。バナナやシャッター、ポスター、洗濯物など、身近な物質を画面の中で新たな形で捉え直すことで、絵画のコンテクストと自身の体験や身体性を重ね、両者の共通解を出現させようと試みます。

異なる文脈で発展してきたと知りながらも、憧れや崇拝の対象となってやまない「絵画」という存在は、作家にとって、ジョージ・オーウェルの小説『一九八四年』に登場する架空の支配者、「ビッグ・ブラザー」とも重なる大きな存在です。鬣は、そのような「絵画」と自身との距離、あるいは「ずれ」を肯定したうえで、実体の不確かなその存在に、描くことで迫ろうとしています。 鬣の描く、日常の残滓のような、どこか解放感のある画面は、普段目にしている風景や、京都芸術センターの建築物のディテールともリンクし、絵画の近さ、あるいは遠さについて私たちに考えさせてくれるのではないでしょうか。
 

【同時開催】

作家ドラフト2016 近藤愛助/BARBARA DARLINg
三原聡一郎展「空白に満ちた世界」
 

鬣恒太郎

1981年兵庫県生まれ。2013年、京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻総合造形領域修了。主な個展に『+×÷』(HOTEL ANTEROOM KYOTO Gallery 9.5、京都、2011)、『鬣くん、最近どんな絵を描いているの?』(Art Zone、京都、2014)、グループ展に『AT PAPER.”09”』(kara-s、京都、2013)、『KUAD graduates UNDER30 selected』(京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ、2014)など。 2015年には『Dance Fanfare Kyoto vol.03』(元立誠小学校、京都、2015)にてダンサーとの協働作品を発表し、分野にとらわれず活動を展開している。


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