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京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展 ARTであしあと7「正方形の扉から―版画専攻共同制作 “PRINTLAB”」

2016/08/04 ~ 2016/08/14


【京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)】

京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

学生と教員の関係から生まれる学びの足跡を、作品を通して紹介する企画「ARTであしあと」。7回目となる今回は、京都市立芸術大学芸術資料館の収蔵品より、版画専攻で毎年制作されている共同制作“PRINTLAB”をご紹介します。

京都市立芸術大学での版画教育は1963年にはじまりました。当時はまだ正規のカリキュラムはなく、洋画科に吉原英雄・古野由男を迎え、集中実技として行われました。やがて60年代末の学生運動を受けて大学の改革案が作られ、1970年に同科の中に版画教室が設置され、そして大学が沓掛に移転した1980年からはそれまで西洋画専攻の中におかれた版画教室が版画専攻として独立して、今に至ります。

京都市立芸術大学の半世紀に及ぶ版画教育の歴史は、京都の版画創作の拠点として重要な役割を果たしました。
たとえば、沓掛校舎に生まれた版画専攻では、授業の中にポートフォリオの制作を組み込むようになりました。ポートフォリオとは、本来書類を入れる平らなケースのこと。版画のシートをひとつにまとめた組作品をいいます。はじめはそれぞれの学生が自分の作品で組作品を作っていたのですが、やがてひとつの主題のもと、卒業生・修了生が共同制作するようになります。
現在大学に遺る最も古いポートフォリオが8枚のシートで構成される“音”で、1994年の卒業作品として買い上げられました。それまで、大きさがばらついていたものを25㎝四方に統一して、ひとつの規格の中で工夫を競うようになります。1996年からは大きさのみならず装幀も規格化された“PRINTLAB”のシリーズが始められます。
ユニークな制作の主題は、作者たちが相談して決定します。意外な主題をどのような切り口で自分自身の表現に変えていくのか、小さな世界ですが実に多様です。“PRINTLAB”は現在も継続して制作されており、毎年芸術資料館の資料として登録されています。版画専攻の学生の作品は、ほぼ全員のものが、学校に保存されていることになります。

版画に興味をもたれる方はもちろん、多彩なテーマと技法による視覚的な面白さは、どなたにも楽しんでいただける内容となっています。
皆様どうぞごゆっくりご完走ください。


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