【作品画像】
(1)小笠原長行 肖像画(2)御国分武鑑(3)龍雲寺 伏見親兵隊墓地図
※全て初公開・霊山歴史館所蔵
NHK大河ドラマ「八重の桜」にちなみ、平成25年度の通年企画として1年間に渡って開催された「会津の武士道」展。
霊山歴史館の2014年新春展では、その総集編として「続・会津の武士道」展を開催します。
大河ドラマは、幕末から明治維新にかけて波乱万丈の人生をおくった会津女性・山本(新島)八重の力強い生き様を通し、幕末の政争に巻き込まれ「敗者」とされた人々から見た歴史を認識させるものでした。
霊山歴史館の展示では、ドラマの主人公である八重の生きた時代や、その精神的な支柱となった幕末の会津藩などをテーマに、数々の資料をご紹介しました。今回は、昨年の展示品の中から、特に重要なものを取り上げます。
会津戦争の際に八重が使用したものと同型のスペンサー銃、会津藩主・松平容保の和歌、孝明天皇の御宸筆「忠誠」、新島襄・八重夫妻の資料などが再び登場します。
これに加え、戊辰戦争で幕府の忠臣として最後まで戦った唐津藩主・小笠原長行(ながみち)の肖像画や、戊辰戦争で命を落とした新政府軍兵士たちの墓を記した「龍雲寺 伏見親兵隊墓地図」など、初公開の新資料も多数展示します。
昨年見逃した方や、改めて全体像をつかみたい方にうってつけの展覧会です。
携帯からも展覧会情報を確認できるようになりました。ご活用ください。