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西村麻美 個展「100 years 365 days」

2013/09/07 ~ 2013/09/15


アンスティチュ・フランセ関西/京都(旧関西日仏学館)では、フランス・パリを拠点に活動している日本人作家・西村麻美の個展が開催されます。
2012年の正月から、西村麻美は毎日一つずつ陶器の絵を描き、作品を制作する「Ceramic Diary」を行っています。これはいわば日記のようなもので、彼女自身やその記憶、そして復興というテーマと響き合っています。
また、「100years」はそれを補足するようなプロジェクトとして行っている、広島に住む人々のポートレート写真によるドキュメンタリー企画です。
 

100years

この企画は、広島市に住む0歳から100歳までの住民のポートレート撮影及びインタビューを資料に収め展示することで、一世紀=100年の広島市民の記憶をまとめたいと考えています。
2011年の3.11(東日本大震災)以降、「日常」ということに対してたくさん疑問を持つようになりまいした。世界を少し違う角度から観察するようになりました。
歴史は繰り返すと言います。1945年に日本は世界で唯一、2度も広島と長崎に実戦で原子爆弾を投 下された国です。そして、そのふたつの大きな出来事は、 あまり語られてこなかったように思います。学校の授業 でも特に時間を割いて話しをした記憶がありません。
2011年3月の福島第一原子力発電所の事故を受け て、政府や、わたしたちの意識が今まで、そのような危機 に対して目がむいていなかったのはもしかしたら、市民 の声が届いていなかったからなのではと考える様になりました。
今一度、日本、そして世界の平和について考えるときに、平和の象徴とされている街である広島市へ行き、市民の声を聞きたいと思います。彼らの日常を資料とし ておさめたいと考えています。
 

Ceramic Diary

震災から一年弱、2012年から毎日ひとつの焼き物のデザイン画を描きはじめた。
日本では昔から、人間と人間の交流が文化であり、交流の場が美術になるということがある。 日本の茶道では、お茶会ごとに主人が客を招いき、花を生け、茶碗をえらび、お茶を立てる、 季節ごとにテーマを変えお客として来てくれた人をもてなす。
季節、春夏秋冬と大きく4つに分けられるけれども、一日一日もまた別の時間を生きている。
それを忘れないように日々の小さな変化や新しい時間、出会い、風景、感覚を日記を描くようにひとつの焼き物の作品として残すことにした。
2011年には大きな地震が日本を襲ったわけですが、たくさんのものが壊れてしまいました。
壊れてしまったものは時間をかけて直してゆくわけですが、 記憶の傷はそれよりもっと時間がかかる事だと思うのです。

■ オープニングレセプション:9月7日(土)18:30~ ※作家が来場します


CHECK POINT

西村麻美 プロフィール

1982年生まれ。パリ在住。
2009年パリ国立高等美術学校修士課程 、最優秀賞取得卒業。
フランスで最も活躍している日本人作家のひとり。
風船を使ったかわいらしいけど、どこか風変わりなパフォーマンスが有名。
2011年の震災をテーマに制作した「セラミックダイアリー」でパリ新進美術才能賞、「ランチ
タイム」でパリ新進冒険賞を2012年に受賞した。
パリのLMD galerieでの「Small is beautiful」展やリトルフクシマ展などのキュレーションも手がける。
http://www.asami.fr

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