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第3回 遊戯と他力―麦寮生の即席と佐々井恵介の世界

2019/11/03 ~ 2019/11/10


滋賀県湖南市にある知的障害者施設「一麦」と、京都市在住の芸術家で、和紙の繊維に魅せられ、和紙の風合いや魅力を生かした作品を制作している佐々井恵介氏によるコラボレーション展です。

一麦は「一麦寮」として1961年滋賀県大津市に設立され、障害を持つ人の自発性を保つという方針の下、その可能性を引き出す教育の一環として粘土を用いた自由な造形活動に取り組んできました。作るものは全て肯定し受け止めるその指導姿勢もあり、自ら表現することは不可能と思われていた重度の障害を持つ人も、自由に表現を行うようになり、芸術家からも評価を受けるようになりました。そして1981年からは京都市美術館でも展覧会「土と色」を開催。他者の手を入れず障害者自らの手で表現されたものだけを紹介する姿勢は当時はあまりに前衛的なものでしたが、現在の障碍者教育に波及する発想であり、偉大な先駆者として高く評価されています。

この展覧会は、「土と色」展の活動をより拡大させ、より多くの障害児教育・福祉に貢献したいという考えから、開催するもので、今回で3回目を迎えます。

***

私たちは今後、世の中の障害児(者)の為に、更に広い進展を求めて1981年より吉永太市氏を中心に京都市美術館で開かれてきた、従来の「土と色」展の活動をより拡大させ、より多くの障害児(者)の教育・福祉に貢献したく考えております。そこで求められたのが新しい価値観の美術館です。そこで、実際にそのような場所、拠点を作り、より多くの世の中の人たちに本物の障害児(者)の世界、作品を実際に自分の目で観てもらい、今まで感じた事の無いような感動を知ってもらい共感してくれる人を求めたいのです。
(中略)
彼らの作品には、どれにも価値があり決められた物など初めから存在せず、単に一部の人間が特別の価値を決めているだけに過ぎないのです。(これまでの美術館はそうであり、そういうものだけが展示されていました。)植物に例えるならば、野の花、雑草等は、初めから決められた特別な、偏った価値などそれらには存在せず、むしろそれぞれ、そのままの存在自体で本来的な価値がそれぞれの中にあります。決して一部の人間の考えによって決められた価値などではなく、その雑草にある本来的な価値を見る人それぞれが、それぞれの場所で、それぞれの想い、価値を見出して欲しいのです。その為には、全ての雑草を展示するということであります。彼らの世界は、私たちの想像力を流動的なものにし、物事を違った方法で見るために役立つのです。
(Gallery 5%er代表/江口信)
 

会場・アクセス

Gallery 5%er(Gallery fivepercenter or Goper)
〒601-0314 京都市右京区京北大野町時杠渡27
JR「京都」駅より車で約1時間(国道162号経由)
※道の駅「ウッディー京北」より国道477号線を常照皇寺方面に車で約10分、野上橋バス停付近の赤色の橋(野上橋)渡ってすぐ左
https://www.instagram.com/gallery_fivepercenter_or_goper/


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