1. 京都で遊ぼうART
  2. 施設から探す >
  3. ギャラリーから探す
  4. 水谷昌人 個展「Sex and the Bacon」

水谷昌人 個展「Sex and the Bacon」

2018/12/06 ~ 2018/12/29


Roar of 1949(HEAD VI/Francis Bacon) | canvas,wood panel,acrylic paint,paper,inkjet | 23×16cm | 2018

新進気鋭のペインター水谷昌人(みずたに まさと)による、20世紀を代表する画家フランシス・ベーコン(Francis Bacon)をモチーフとした新作絵画展です。

水谷は2016年に京都市立芸術大学大学院油画コースを修了し、同年「a.a.t.m. アートアワードトーキョー丸の内 2016」丸ビル 建畠晢賞を受賞。その後も精力的に作品を制作し、東京と京都を中心に発表。今回はFINCH ARTSでの待望の初個展となります。

彼の絵画は、一層一層塗り固めた絵の背面から絵の具が排出され、裏面から表面へ絵の具の物質と色彩があふれ出るという(まるで裂け目から内臓がのぞくような)特徴的な形態をしています。また、その絵画のイメージはモネやクリムト、ピカソなど多くは20世紀絵画の巨匠より引用されます。しかし、それは絶対ではありません。その巨匠たち(と芸術史)によるポピュラーなイメージが彼の作品の成立に必要なわけではないからです。(名画の他にも月面の写真などが用いられる事があります。)彼が絵画に用いる全てのイメージは、彼が「生命力を感じにくい」ことによってのみ選ばれています。つまり、比喩的にイメージが死んでいる事が重要なのです。

「鼓動そのものを出現させる」と水谷は絵画制作の目的をそう語ります。
死んでいるものをなかば強制的に蘇らせる、それは絵画に潜在するネクロマンシ―(死霊魔術)的な欲望だといえます。(あるいは彼の芸術史に対する率直な告白ととらえてもいいのかも知れません。)さて一般的には、死者の体に霊魂を呼び込み死体を生き返らせたとき、生き返ったそれは人間ではなく、生きていることと死んでいることが重ね合わさった状態として、ゾンビと呼ばれます。同様に、水谷が「鼓動そのものを出現させ」て蘇った絵画もそうでしょう。いつの時代も人々を誘惑する、死と生と性を止揚する、そういったもの。極端に言えば、それは我々が芸術にどうしようもなく惹かれてしまうもの、その全てだといってもいいのかも知れません。

■ オープニングレセプション:12月6日(木)18:00~20:00
 

会場・アクセス

Finch Arts
〒604-8016 京都市中京区下樵木町202-2 立誠ビル4F (Ponto15)
【阪急】「河原町」駅/【京阪】「祇園四条」駅より徒歩3分
※立誠ビル(元立誠小学校とは関係ない)は木屋町通と先斗町通りのちょうど真ん中あたりにあります。エレベーターはありませんので、そこから階段で4階までおあがりください。
※階段の途中でチャイムがなりますが、何の問題もありません。

 


自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗